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知床半島 カムイワッカの滝 2014.09.14 [車で観光名所へ]

平成26年9月14日のお話しです。

「ウトロの道の駅」で目覚めて、車で「知床ネイチャーセンター」まで来ました。
隣との幅が、非常に狭い駐車場です。

1.JPG

カムイワッカの滝まで行くには、ここでバスに乗り換えるのです。

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往復1300円の切符を買って、時間まで少し待ちます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
絶対にさわってください!
            何?なに?
2.JPG

私はまだヒグマに遭遇したことがありませんが、
もしも出会ってしまった時には、
死を覚悟しなければならないと思います。

だけどこのヒグマは鉄砲で撃たれました。どうして?
それは人間(観光客)が悪いのです。
安易に食べ物を与えるから、
人里におりてきちゃうのです。

ですから、北海道をドライブしていて
道路で動物を発見したとしても
それがきつねでも鹿でも、
絶対にエサを与えないで下さいね。

3.JPG

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バス停には、もう3人の人が並んでいました。
大学生の息子さん2人と、そのお母さんです。
3人で旅をしているそうで、名古屋からだと言っていました。

あれ?ここは「知床ネイチャーセンター」の筈なのに、
バス停名は「自然センター」になっています。???

4.JPG

バスが来ましたよ~。5.JPG

知床半島が見えます。
ここからカムイワッカの滝までは、センターを経由して45分です。
6.JPG

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次のバス停は、知床五湖の出発地点で、
さっきの親子はここで下車しました。
物産館でもあり、土産物が売っています。

センターまでの道路は渋滞していましたが、バスは優先です。
バイクが通過するのを待って、バスだけGO!です。

一般車両が入れるのは、この先の自然センターまでです。

8.JPG

9.jpg

ここがカムイワッカの滝の入口です。
ちょっと小雨なので、道路が砂利と雨水でドロドロ。
自家用車で来なくて良かった。
…てか、この期間はバスのみでしか入ることが出来ないのです。
行かれる方は、事前に調べてから行って下さいね。
10.JPG

カムイワッカの滝までは、山の中をズンズン進んでいって、
途中、鹿の親子を見ながら、随分時間がかかって滝に到着しました。

私達は 泥ドロの橋の上で、持って行った靴に履き替えました。

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お~~!!結構な傾斜です。
脱衣所も、靴の置き場もなく、いきなり滝は始まっています。
11.JPG

上から 温かいお湯が流れて来ています。
さっきバスのアナウンスで知った事ですが、
「この川の成分は○○系ですので、お肌が敏感な方や
皮膚炎のある方にはとても効果があります」と言ってました[わーい(嬉しい顔)]
                      
※あとでここの説明があります。

若い子達はとても早いスピードで登っていきます。12.JPG

は~~い!!仲ちゃん!!こっち向いて~。
仲ちゃんはダイビングやっていた時の
ウェーディングシューズをはいています。
13.JPG

私は濡れてもいい靴を履きましたが、靴下の上からで
すんごくダサかったので、写真を加工して隠しました[ふらふら]
[グッド(上向き矢印)]14.JPG

係りのおじさんが 「黒い岩の上は滑るから、
水の中を歩いた方がいいよ」と、気さくに話しかけて来ます。
15.JPG

一の滝からは急斜面になり、手を付かないと登っていけません。16.JPG

仕事で切った傷がビリビリと痛みます。
???何でだろ。
「ねえねえ仲ちゃん?さっきバスでさ~『このお湯は
皮膚炎のある人にはとても効果があります』って
言ってたよね?なのにこの水、痛いよ~?なんで~?」
と仲ちゃんに質問したら、仲ちゃんは笑いながら…

「りか違うよ?この水は強い酸性のお湯だから、
お肌が敏感な方や皮膚炎のある方は、長く入らない方が
いいですよって言ってたんだよ~」と教えてくれました[わーい(嬉しい顔)](爆

あ~~!!さっき
後ろに座ってたオッチャン達、今夜の
飲み会の打ち合わせを大きな声でガヤガヤやってたから、
鹿の生態のこと話してたのも聞こえなかったのね~
(⌒∇⌒*)17.JPG

仲ちゃんと、写真を写しやんこしながら登っていきます。
それにしても、温かくて気持ちのいいお湯です。
18.JPG

まだまだ登っていきますよ~。

係りの人が「昔はもっと上まで登れたのさ~。
だけど噴火してお湯が熱くなったり、落石があったりして
行けなくなったのさ~。
もっと上にあがった所に 大きな湯壷があるんだ~。
みんな昔はそこに入って 汗流してた~」

と教えてくれました。
20.JPG

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あ~!あそこで行き止まりだね。

この3人の男の子に近づいた時、その子に聞こえるように 私が
「ねえねえ仲ちゃん?頭どこで洗う?シャンプー持ってきた?」
って言ったら、その子たち…「え~~?」ってこっち振り返って
私の顔を見たので、「記念に一緒にどうですか」と言ったら
恥ずかしそうに「まじぃ~?」って笑ってた。
私も噴出して「うそうそ~[わーい(嬉しい顔)]ジョークですよ~」って笑ったら
「本気に洗うんかな~?って思ってました」って言われて
5人で爆笑しました。
23.JPG

あの上まで行きたいな~。
21.JPG

2人で姿くらますか!なんて冗談言って、笑ってた。
生まれて初めて訪れた カムイワッカの滝。
すごい感動しました。
一度は「バス」と聞いて諦めましたが、本当に来て良かったです。

25.JPG

北海道にはまだこのような自然がいっぱい残されていて、
この自然が、自分たちの心までも豊かにしてくれます。

厳しい寒さを乗り越えてからこそ、春の訪れと
短い夏の訪れを喜べるのだと、そう思いました。

この光景を しっかり目に焼き付けて 帰りましょう。22.JPG

後ろを振り返ると、皆の後姿が見えました。

19.JPG

24.JPG

帰りのバスまでは まだ時間があるので、ゆっくり下りてきましょう。26.JPG

ざーーーっとお尻滑りして、ベッチャベチャになりたいです[わーい(嬉しい顔)]27.JPG

写真で見ると、登りか下りか分からなくなってきますね[exclamation]

下に見える壷は、太ももくらいまでの深さがあるようでした。28.JPG

29.JPG

下まで来たら少し雨が激しくなってきて、登山入口の案内の
軒下をかりて靴を履き替えました。

そしたらさっきの男の子たちと、他の女の子が近づいてきて
「どこから来て、どこを観光して、これからどこに行くの?
どこの大学生ですか?」と恒例のおしゃべり会になりました[るんるん]
30.JPG

31.JPG

仮設のこの橋は、バスの転回所として設けられたのかと思ったら、
工事が終わったら取り壊すのだそうです。

狭い道をバスでUターンするには、熟練の技術が必要ですね。
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バスが来ました。
今度はうるさいオッチャンたちから離れて座ります(笑)
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39.JPG

次は知床峠を目指し、無料露天風呂・熊の湯と、
→こちらも無料露天風呂・相泊温泉に向かいます。


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