函館ケルン~日浦海岸の廃道~谷地頭温泉 [廃道探検と面白い道]
最近、廃道に嵌ってしまった私。。。
私に、毎度着いて来てくれる仲ちゃん
そして仲ちゃんの案内で、自分が行った事のなかった
温泉に入るのも 又楽しみの一つ
何をやるにも気の合う、呼吸の合う二人です
11/23~24の連休は、函館へ向かった。
目指すは恵山の手前の日浦海岸の廃道
出発したのは8時過ぎ。毛無峠は白かった
キロロの前を通過し、景色のいい山間部に入っていく。
毛無峠は、いつも季節の移り変わりを目と肌で感じるのです。
倶知安(くっちゃん)方面に向かう。
雲が厚いなぁ~。
今日の天気は札幌も函館も / なのですが…
函館の上空は、雲の間から差し込む光が見えるだけで、
少し小雨が降ってきた
天気…大丈夫かな~
赤松が見えてくると↓ ↓ ↓、「ああ…函館が近いんだな~」と感じる。
道南は札幌に比べて暖かいので、木の種類が違うし、
雪も少ないし、今でも時々瓦の屋根が見られます。
だからいつも、函館まで来ると、異国情緒を感じます。
大沼公園が近くなると、駒ケ岳が正面に見えてきます。
ダブル富士山ってかんじ。
これって…駒ケ岳じゃなく横津岳と、袴腰岳かなぁ~
ここで一旦お昼ご飯にします。
今日は前から来てみたかった、森町の「ケルン」という
ハンバーグ屋さんです。
お昼を外しても列が出来る程の人気のお店で、
今日は30分待ちでした。
ここで雨が強くなったので、カメラを出せず、外の写真はありません。
食べている間、雨は大降りになって…
これから行く廃道を歩けるかどうか…気になり始めた
ハンバーグはデミグラスソースで、とっても美味しかったよ
お腹一杯
七飯(ななえ)町に入った頃雨はあがり、
二重にかかる大きな虹が見えました。
函館新道~湯の川温泉~道道100号線を走って海に出ました。
今は廃線になっている、迫力のある鉄道橋と平行に走り、
目的地の日浦海岸に着きました。
ここに着いた時はもう2時半過ぎていて、
雨は止んでいましたが、何となく夕方っぽく薄暗かった。
私はシャツの上に→ヒートテックのハイネックを着て→
フリースを着て→ベストを着て→ウルトラライトダウンを着て→
Kawasakiジャンバーを着て、デブってブックブク 更に→
スラックスの下には冬のももしき→白いオーバーパンツに
見えるのは「今夜履いて寝よう」と思って持って来た
厚手のパジャマなんです(-_-;)
だって~車から外に出たら、風がめっちゃ冷たかったんだもの
それから、お約束のヘルメットを持って、いざ!出陣!!
1つ目のトンネルです。
今にも上から石が音をたてて崩れてきそうです。
2つ目。アーチが崩れ落ちてサビサビですよ~
ここでボッタボタ雨が強くなった(; ̄∇ ̄A
トンネルを抜けたら雨が止んでいた。
後ろを振り返る
このトンネルを抜けたら道はなく、誰かが置いていった
ロープで下に降りた。
これは川口浩どころではない本物の探検家になった気分だ。
も~~ワクワクドキドキ感が止まりましぇんな~~
写真が暗いのですが、がけ崩れと一緒に防護網も落ちてきてる。
この金網を伝って、更に5メートル程降りた。
ここで雨が降り出してきて、防水じゃない私のカメラは限界
昔々道路だった形跡が少しだけ残っている。
路肩が見えますね。
底が厚い靴を履いてきて正解だった。
柱状節理がたくさん落下していて、積もっている。
これが今!落ちてきたら、ヘルメットなんか…厚着なんか…
何の役にも立たない。 恐らく即死だろう。
死ぬのはイヤだけど、廃道巡りはドキドキでやめられない(笑)
なんと目の前に現れたのは、昭和30年代のアスファルト。
この道は明治29年に開通し、村人の主要道路となっていたのは
昭和30年代までだ。
↓ ↓ ↓ちょっと色っぽいポーズを撮って欲しかったのに…
仲ちゃんが撮ってくれたのは2枚ともピンボケで、
これが唯一残った哀れな写真(笑)
帽子の上からメットをかぶってる
手には、バイクのグローブをはいている。
かつて道路だった下の層が見えている。
アスファルトは全て流れて行ってしまったのだろうか。
こんな奇妙な形で残っている。不気味だ
大きい声を出したら、今にも崩れて来そうな柱状節理。
こんな険しい場所に道を作ったなんて…、それも
重機が無い時代に…昔の人はすごいな~と感じた。
またまた目の前に凄いのが現れたぞ~
登れなさそうだから、右の岩壁の間を行くと…
あ~こっちは海で行き止まり~
やっぱり登らないと行けないみたい
とは言いながらも、登る事が凄く嬉しい
すでに登り終えてた仲ちゃん。
私は別ルートで登り、手を引っ張ってもらった。
登ったら、今度は降りなくちゃうれしいにゃん
本格的な探検に、もうアドレナリン どっぷり
うひゃーこれどうやって下りる?
いんやー しっかし、海の色が綺麗だね~
向こうに見える道路とトンネルまでは行きたいね。
私は左のピンクラインから行くね。
仲ちゃんはブルーラインを下りるのね。
あのトンネル…入れるのかな~。
後ろを振り返ると、夕暮れが迫ってきていた。
新しく落下したと思われる鋭い石の上を歩くと、
石が勝手に動くので、滑って歩きづらい。
滑って手を着けると、鋭い部分で切れてしまいそう。
このながーいトンネルを歩くのは気味悪かった
途中岩の隙間があって、波がドップリンコしていた。
私は も~暑くて暑くて
帽子と、ベストと、フリースとダウンを脱いだ。
このトンネルを出たらまた道路が陥没してた。
仲ちゃんは黄色のラインを、私はピンクのラインを下りる。
足元の石が崩れたら、海へ真っ逆さまだよ
後ろを振り返る。今にも崩れてきそう。こわーー
早く戻らないと、帰りがけに真っ暗になってしまいそう。
だけどさ~ トンネルが目の前に見えるんだよね~
下りた石を、よっこらせっと又上がってトンネルの前へ。
小さい入口だな~と思ったら
全然小さく無いじゃん。
ここでも色っぽい写真をお願いしたら、こんな熊みたいな
自分が写っていた(笑) まぁ…しょうがないか
それにしても…なんて美しい光景なんだろう
新しいトンネルが出来た事で、この光景はもう
誰の目にも触れることが無いなんて、勿体無いですよね。
廃道の半分くらいまで到達したでしょうか。
ここまで40分くらい歩いたね。
アスファルトの上に道路が乗ってる。
こんな巨大な重たい石も、波の力で運ばれてくるんですね。
ここからもう少し先に進みたいのですが…
もう日が暮れてしまうので戻りましょう。
この岩壁…無数の顔みたいな窪みが見えませんか?
クリックして拡大して見てね。 鳥肌が立つよ。
さっきロープで下りた所。
登る時は結構すんなり登れますね。
けどね、足が上がらない。疲れたのと着膨れで
キャランバンちゃん。留守番ありがとう。
暗くなる前に到着いたしました。
今日はこれから、函館山の麓にある
谷地頭(やちがしら)温泉で体を温めます。400円です。
温泉の前に到着したら仲ちゃんが…
ここ!! 来たことある!!
その日は火曜日だったので、定休日で入れなかったんだ!!
低温(40℃)・中温(41℃)・高温(43℃)
露天(42℃)・気泡温泉(41℃)・サウナ
体育館みたいな大きな浴槽。
茶色に濁った湯。 最高の温泉でした。入浴料もgood
今夜の寝床を探します。
↓ ↓ ↓ 元町公園の公会堂が見えています。
その左上は函館山山頂です。観光客のフラッシュが見えます。
明日はラッキーピエロのスパゲッティとバーガーを食べるので、
YOU・遊・もりの道の駅まで戻る事にしました。
お休みなさい
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