ニセコ/ 大湯沼 小湯沼 [廃道探検と面白い道]
平成26年10月19日。 澄み渡る青空。
いつものコースを、ニセコに向かう途中の毛無峠。
毛無山から見た朝里の町並みと、石狩の海。
小樽は左手。
海の向こうに見えるのは、銭函、石狩、厚田、浜益である。
赤井川国道R393を走り、キロロリゾート前を通過。
落合ダムを通過。最初の信号を左折。
倶知安に向かう大和のトンネルの緩やかな右カーブで、
先週早朝…札幌へ向かうサラリーマンが この壁に激突し、
命を落としてる。壁がえぐれてた。 ご冥福をお祈りします。
あまりに天気が良く、気持ちがいいので、
羊蹄山(蝦夷富士)が見える駐車場に車を停める。
今日は仲ちゃんのジムニー。
エンジンを乗せ換えたので、新車同様。
今日は、私のリクエストで、ニセコの小湯沼へ行くのだ。
2人でジム君を眺めていると、向こうに家族連れの車が1台停まった。
ご主人だと思われる人が、最近買ったと思われる一眼レフを手に持って
右のガードレールに歩いていく。
特に気にはしていなかったのだが、「おーいいね~!いいよ~!
凄いね~!最高だ~!」と大きな声でしつこく 喋り出した。
私は「???」となって、 裸の女性でも写しているのかな~?と
その人がカメラを向けている方向に目をやると…
その人は紅葉を写していたのでした(笑)
なーんだ、裸体じゃなかったのかと残念でしたが(笑)
そんなに凄いのなら…と私も便乗して 一枚パチリ
ここは一直線の下り坂。
数キロ先の信号が見えるのだが、遠過ぎて なかなか近づかない。
不思議な光景です。
ニセコパノラマラインを走り、ワイスホルン~ニセコワイスを通過、
通称「お花畑」と呼ばれるイワオヌプリは硫黄山。
白く見えるのは、雪ではなく 硫黄です。
五色温泉通過。この先を昆布方面に走れば、
本日の目的地雪秩父温泉のある 大湯沼の駐車場が見えてくる。
ダケカンバが綺麗。
雪秩父温泉には入浴しに来たが、この沼を見るのはお初。
すごいね~。こんな所があったなんて。
そう!黄色のラインで描いた方角に、幻の湯「小湯沼」があるらしい。
ただ今は、観光地にはなっていない。
9月10日の水害で、ここも一部通行止めになっていた。
写真右側。道が雨水で陥没したみたいだ。
沼の表面を見たら、沼底から熱湯が沸いている。
入ったら大やけどだろうな。
お湯の成分が、ここに集まっている。
硫黄の香りが少しするだけ。
パノラマライン側を見ると、国民宿舎の雪秩父温泉が姿を消し、
新しい建物が建築されてるみたいだった。
大工さんが叩く ゲンノウの音が響いていた。
木道から下に降りてみたら仲ちゃんが、
「りか!こっち熱いよ!」「お!こっちはぬるい!」と言ってる。
そこへもうひと家族が現れ、その家族の子供達にまぎれて
いつしか親も子も、私達も泥遊びみたいになっていた(笑)
ここも沸々と熱湯が沸きあがっていた。
「あ!そうだ!あっちに「おさわりの湯」って言うのが
あるみたいだよ!ちょっと行ってみようよ!」と私。
あ~~~!!間違えた~~
おさわりじゃなくて、湯さわりだった~ これまた天然ボケで大爆笑。
ぐるっと周回したところで、今度は「小湯沼探検」に出かける。
さっき写真に描いていた笹薮は、入山は不可能みたいです。
私は他人のブログを予め拝見していたので、恐らく間違えないで
いけるだろう…と結構自信満々でした。
車に乗り込み、仲ちゃんを案内する。
ここまでは、他の人のブログに掲載されていた道だったが…
突き当たりは国道の真下で、川で行き止まりになっていた。
凄く綺麗な水だが、絶対に飲んではいけません。
エキノコックスで今年も死者が数人いるみたいだ。
ちょっと広くなった所でUターンしたら、木の枝にペットボトルが
刺さっていたので、私はいつもの早とちりと 思い込みで、
「もしかしたら、ここからも小湯沼にいけるんじゃない?」と言い、
ここから2人で林の中に入った。
その思い込みは 本当に思い込みで、「根曲がり笹」の中を
進んでも進んでも一向にそれらしき物も 広場も現れず、
ちょっと遭難寸前みたいな状況になったので、
先に進むのを断念して、車に戻ることにした。
しかし戻るにも戻れない感じだった。
所々、人が入ったような形跡があり、ペットボトルが
あったりしたが、どれも道標なんかじゃなかった。
どっちを見ても景色が同じで、背よりも高い根曲がり笹と
格闘して、傷と埃だらけになって、やっと車のところへ戻れた。
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また車に乗って、さっき来た道を戻り、今度こそ入口を探せた。
絶対ここだ!! 小路が付いてるじゃん(笑)
そしたまた笹薮の中を歩いていく。
さっきとは全く違って、ちゃんと道が付いてるから歩きやすい。
数十分歩くと…
おお~~!!見えた~~!!
やった~~!! 到着~~!!
きれい
山の上にキラキラ光る物がある。
あれ!カーブミラーじゃないか?
…って事は、あのミラーから小湯沼が見えるんだ!!
長靴でちょっと入ってみると…あったか~い
裸になってちょっと入ってみようかな~。
けど…タオル持って来てないね今度来た時にするか
とろっとろの泥。
この泥はお顔につけるといいんだよ。
雪秩父温泉で、顔につけたもん。目に入ったら痛いんだよ。
お湯が沸々沸きあがってる。こわ~~。どの位の深さがあるんだろう。
さあ、そろそろ帰りますよ。これから岩内の温泉に入りに行くから。
帰りはあの道を走るから、
上から小湯沼が見えるかどうか見ていこう!
途中「小沼」と書いた看板が倒れてた(笑)
え? 「小湯沼」じゃないの??
お腹空いたね。
岩内までコンビにないから、ここで少し腹ごしらえ。
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帰り道。カーブミラーがあり 下を覗くと…
見える見えるここから見えるんだね~~と大ハシャギ
グリーンパーク岩内。。。あれ?ここの温泉。。。
3年前に、バイク仲間のアマちゃんの紹介で、
仲ちゃんと初めて会って、初めてここに来たんだった
それがその時の写真。↓ ↓ ↓
平成23年11月3日です。
私はその時、温泉に入らなかったんだよね。
アマちゃんが、
「りかさんはどうしていつも温泉に入らないんですか?」
と質問してきたので、私は
「鯉が背中を泳いでいるからよ」(刺青)と答えた(笑)
今日も楽しい一日でした。
最近書いた「小湯沼」のブログです。 ↓ ↓ ↓
http://koborezakura2.blog.so-net.ne.jp/2015-07-17
無料キャンプ場 落合ダムは 静かで神秘的な場所 [廃道探検と面白い道]
いつもご訪問ありがとうございます
ナイスは設置していません。お気軽に読んでいって下さい。
お気に入りの写真の上でクリックしましたら、写真が拡大します。
賀老の滝から~幽泉閣(ゆうせんかく)という温泉に向かいます。
今日もたくさん汗をかきました。
http://www.town.rankoshi.hokkaido.jp/yuusenkaku/onsen/ ←幽泉閣
温泉で温まった後は、ニセコビュープラザに向かい、
ここで2泊目の車内泊。
相変わらず地方ナンバーの車が ビッシリ停車している。
10月5日です。
朝食を食べたら、後は家に帰るだけ。
帰ったら…給油、洗車、荷物おろしてetc…
けど、ただ帰るのは寂しいし、時間にも余裕があるので、
途中(前出の)「京極の水」に立ち寄ったり、
私のお気に入りの、赤井川村「落合ダム」に寄ってみる事にしました。
神秘的で…気味が悪くて…静かで…誰もいなくて…綺麗な場所です。
賀老の滝では熊に遭遇しなかったが、まさか…ここで遭ったりして
その時は、仲ちゃんを振り切って逃げたりして(●´∀`●)
ここのキャンプ場は、無料なんですよ。
トイレの前に外灯があるだけ。夜は月明かりだけ。
動物(犬、カヌー)OKです。
??? ここは水が少なくて、地面が見えているのですね?
泥のところまで下りていくと…
こわ~ 急に歌を歌ってみたり、手をたたいたりしてみたけど…
落ち着いて歩けないよ~(笑)
公園、2人きりでした。
車中泊は好きだけど、ここには絶対に泊まりたくないです
映画、ブレア ウイッチ プロジェクト になっちゃう(恐怖)
オタモイ岬 (ニセコ積丹小樽海岸国定公園) [廃道探検と面白い道]
息子の大学に用事があったので、車で小樽まで行った。
自宅で大きく育てた「日本ハッカ」を大学まで運んだのでした。
息子は校内で日本ハッカやハーブを育て、カメムシ撲滅運動をしている。
「北見ハッカ記念館」様より、大量に送られてきた「日本ハッカ」。
北見ハッカ記念館が、息子の為に64ポット寄贈して下さったそうなんです。
ありがたいお話しです。
学校の教授を巻き込んで、土曜日だというのに教授に残業させているのは
息子である。 本当に申し訳ないです。
教授いわく「最近は琢磨君と、草刈などをやっていると、『先生?商大は
いつから農学部が出来たんですか?』って声を掛けられるんですよ」
「ですが僕も農作業は好きですし、自室で植物を育てています。
しかし、この商大に勤務して10年が経ちますが、今までもサークル内で、
「花を植えよう!」とか「植物を育てよう!」って話しは出てきますが、
このように実行してくれたのは、琢磨君が初めてです」と言って下さり、
私の低い鼻が ちょっとだけ高くなりました(笑)
息子大好きなので、親バカですみません。ガンバレ!琢磨
教授には、愛する妻の元へ帰っていただき、残りは私と息子の作業となった。
この花壇の雑草を取り除き、土を起こす。
そしたら…
土の上に動く物体が…
あ~~~!!ごめ~ん!!せみさ~~ん!!
眠っている所を、掘り起こしてしまったようです。手の上で動いています。
一応土の中に埋めてあげました。ちゃんとセミになってくれるかな~。
もう4時になったから、終わりにしよう
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次に向かう先は、先日息子が大雨の日に、バイク事故を起こして、
加害者になってしまったので、その被害者の方にお詫びに伺います。
カーナビでご自宅を確認したら、ちょっと遠かったので、
バイクは小樽駅に一旦置いて、私の車で行くことにした。
小樽の町を通過し、オタモイの方に向かった。小樽は綺麗な町だ。
4時20分頃、被害者宅に到着。
電話では何度かお話しさせて頂いていましたが、お会いするのは初めてです。
79歳になるご主人はとっても良い方で、
「私は壊れたバンパーを直してもらえればそれで良かったのですから…
それよりも、貴方の体の方は大丈夫ですか?」と逆に気遣って頂き、
申し訳ないのですが、ぶつけたのがこの方で良かった。いい人で良かったと、
改めて感じました。また、人の温かさに触れた日でありました。
本当にありがとうございます。
ご主人は私達に、丹精込めてお作りになった工作を、「良かったら持って行くかい?」
と言い、この貴重な一品を箱に入れて下さいました。
これからも、末永くお元気でお過ごし下さい。
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せっかくここまで来たのですから、ちょっと寄り道して行きますか。
幸町の町を数分走り、この看板から急な坂道を一気に下ると、
ここ「オタモイ岬」に到着いたしました。
読んで頂ければお分かりになると思いますが…。
ここは戦争前、遊園地だった場所なのです。
現在は立入禁止で、通行止めなのですが、予め電話をしていたので
門を開けてて下さいました。
遊園地と言っても、観覧車とかあった訳ではなく、ブランコや滑り台程度の
遊具と、海水浴場。そして食堂があったくらいですが、最盛期には
一日数千人の人々で賑わったみたいです。
この聖地を息子と二人で歩きます。
昔のままの姿で、取り残されたトンネル。
その向こうには、「窓岩」が見えます。
2012年の8月に、仲ちゃんとこの岩の近くまで歩きました。
かなりの高さがあり、下を覗くと ちょーー怖いです。
トンネルまで来ました。
「千と千尋の神隠し」を思わせるような光景ですね~。
二人で手を合わせ、先に進むと このような光景に出会えます。
そうなんです。こんな狭い場所に、龍宮閣は建っていたのです。
遠くに見える建物が、管理人さんの家です。
管理人さんは、猫と住んでいて スクーターで移動しています。
ここに宿泊施設があったんですよ。
土台(基礎)は当然、外にはみ出ています。いつ崩れるか分からないから、
ゆっくり寝てなんか居られなかったでしょうね~。
展望台から下を覗いたら、こんなに綺麗なブルーが見えました。
展望台から後ろを振り返ります。歩いてきた道です。たっか~~
振り返ると、岩をくり抜いて作った門があります。
もうじき、日没の時間ですね。影が長くなりました。
お腹も空いてきたし、暗くならないうちに札幌に戻りましょう。
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帰り道…下を覗いた息子が…「母さん…あれ死体に見えない?」
ホントだ~!!
息子は随分と この場所が気に入ったみたいです。
「こんな近くに、こんないい場所があったなんてね~。
明日から「また頑張ろう!!」って気持ちになったよ」と言ってた。
何だか 哀愁を漂わせていました(笑)
帰りは張碓のバトルゾーン(登坂車線)で、息子に抜かれたり、私が抜いたりしながら、
東区にある回転寿司屋「和楽」に立ち寄り、美味しいお寿司を食べて帰宅。
私はダイエット中なので、3皿でやめておきました。
美味しいものって、太るしカロリーが高いですね~。
お陰様で私は…「おっかちゃん」体系になりました(TT;)
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私の冒険日記はこちらから
日浦海岸の廃道 http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-05-20
氷の7条大滝 http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-02-02
虻羅トンネル廃道 http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2014-01-08
厚瀬トンネル廃道 http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-12-31
日本一の参拝道 太田神社神社 http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-07-06
念仏トンネルへ行った http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-07-18
層雲峡の廃道 http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-10-05
日浦海岸の廃道・旧道/知内温泉 [廃道探検と面白い道]
GW2日目。「なとわえさん」の道の駅で目覚めた二人。
窓から外を覗くと、まぶしいくらいの日差しです。
今日の予定は、前回最後まで達成出来なかった「日浦海岸の廃道」を歩くか、
「恵山(えさん)に登山」するかだ。
こちらが前回歩いた「日浦海岸の廃道ブログ」
途中雨が強く降ってきたし、日が暮れて来たので断念したのでした。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-11-26
道の駅は火気厳禁なので、朝食を食べる場所を探します。
海岸線をうろうろしていたら、マークを発見。
ここにしようか。
右は海岸、左は漁師さんの住宅街。
昨日「水無海浜」で着た濡れた水着を、きれいに敷かれた石の上に広げた。
恐らくこの石は、漁師が「こんぶ干し」で使う場所なんだと思う。
それにしても凄い風。 水着が何度も飛ばされる。気温12℃。
家で茹でてきたスパゲッティの麺に、レトルトのパスタクリームを混ぜるだけ。
サラダとゆで卵をパッパと食べて、コーヒーを飲んだら出発です。
向かう場所は、↓ ↓ ↓地図の右から2つ目の○印。 日浦海岸の廃道です。
登山しようとしていた山は、↓ ↓ ↓地図の一番右の山。恵山です。
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暴風ではあるが、よく晴れてくれた ラッキー
鼓動が激しくなるよ。メットをかぶって、厚底の靴を履いて、厚着をしてスタートです。
ここから写真をズラーーーっと並べますので、お気に入りの写真が
出てきましたら、写真をクリックして拡大して見てください。
強風でカッパが風船みたいに膨れてる。 ここを降ります。
更に降ります。
崖を覆った金網が落ちてます。
金網につかまって降りていきます。
この手彫りのトンネルを抜けると…
昔、馬車やバスが通過していた道路が、グッチャグチャに崩れてる。
昨年はこの覆道の中を歩いたのだが、今年は干潮で下を歩けそう。
水がないから歩けるよーーー!!と仲ちゃん
この岩盤が崩れ落ちて、更にトンネルの入口が小さくなってる。
トンネルを抜けたら、またトンネル
すっげーーー迫力に 鳥肌が立つよ。
立派な柱状節理。私は奇岩が好きなんだな~。
ここの岩は新しく落ちたみたい。
落ちた所は、岩肌がオレンジ色になってるので、すぐにわかる。
昔の人は、こんな厳しい海岸線を道路にしたんだね。
凄い知恵と、労力ですよね。無謀とも言えますね。
私が写真撮影しているうちに、仲ちゃんはドンドン歩いて行っちゃう。
向こう側に、扇形の柱状節理が見える。立派だねーーー。
昆布がごっぞり。風がなければ下りて行って収穫するのになーー。
今日は天気がいいが、暴風です。
どの位の風かと言ったら、バイクで80㎞のスピードで走ったくらいの風です。
遠くに橋の欄干が見えるよ。
早くあそこまで行ってみたい!!と、鼓動が高鳴ります。
少し進むと、仲ちゃんがわざとに 倒れていました(笑)
ホント、息が出来ないくらいの暴風です。
風上に向かってワオォーーーーです(笑) 何やってんだか(笑)
橋の近くまで来ました。
あれ~~????道路がぶっちぎれてるよ
どうやって行く?
下は波しぶき。ここを飛ばないと渡れないよ。
けど…2mはあるよ!! どうやって飛ぶ?
仲ちゃんが行こうとしてる やめよーよ!行くの?
そのコンクリート薄いよ!! もろいよ!! 落ちるよ!!
仲ちゃん!!車のキーは 誰が持ってるの?
行くなら 私が車のキー預かるよ。
本気で行く? やめよーー!! やっぱやめよーー!!
一度諦めたものの、やっぱり行きたい気持ちはある。
私は風で もう立っていられない。 風がなければ行けそうなんだけどな。
安全に旅を続けたいから、やっぱやめましょう。
…散々迷ったあげく…やっぱ戻る事にしました。
↓ ↓ ↓もしあそこから落ちていたら…背の高さよりも高い橋だったから…
海に流されて 死んでしまうよね。 イヤ…落ちた時点で 死ぬかもね。
スーパーマリオのように、仲ちゃんは目にも止まらぬ?速さで走っていく。
私はピンクのラインをトコトコ歩く(笑)
これが昔のコンクリートの断面です。
波飛沫が上がる この大きな割れ目を迂回。
あれ?コカ・コーラのビンが浮遊してる。
珍しいかどうかは分からないけど、一応撮影しておこう。
昨年よりも落盤があったみたいだね。
こんなの本当に頭上に落ちてきたら、イチコロだね。
サビて 朽ちた鉄筋。 無残さに恐怖が湧き上がる
またさっきの金網をよじ登る。
名残惜しいのですが、向こうに出口が見えてきました。
往復2時間。今年も楽しませて頂きました。
手を合わせ、「おじゃましました」とご挨拶。
ちょっと小腹が空いたから、上磯のラッキーピエロで軽食を摂りましょうか。
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GW2日目だから、函館市内はめっちゃ渋滞しています。
渋滞中に車窓から写した、函館の家屋。
こちらは雪が少ないので、札幌では見られない「瓦の屋根」です。
函館は札幌人からしたら、屋根や生えてる木が違うので、異国な感じがします。
上磯のラッキーピエロに着いて「チャイニーズチキンハンバーガー」を注文したら、
店員さんが「ただ今鶏肉を切らしてしまいまして、50分~1時間の
待ち時間になります」というではありませんかえ~~??ビックリ
じゃあ…チョコレートパフェと、モンブラン
上磯を出発すると、左手に函館山が見えていました。
そして…この橋みたいなのは何だろう???
この橋は、道路の右側にあるコンクリート工場に繋がっていました。
100万ドルの夜景が見られる、函館山の展望台
山頂のカメラのストロボが、ぱちぱちと見えます
海に浮かんでる物は…??? わかめ? もずく? 何かの養殖ですね。
日が暮れないうちに、夕飯を食べる場所を探しましょう。
この公園、いいんじゃない?
ちょっと宗教っぽい感じだけど。。。ここにしょうか。
この石像の由来が書いてある。 ふむふむ。 そうだったのかぁ~。↓ ↓ ↓
仲ちゃんがお湯を沸かしていると、海岸をお散歩していた見知らぬ奥さんが、
自分たちに声をかけて来たので、思わず「あ!!ここは、火気厳禁ですか?」
と言ったら、その方が「お水ありますか?持ってきますよ」と言ってくれた。
函館の人(道南の人)って優しいね~温かいよ
何だかホッコリと、いい気持ちになったよありがたいですね
今夜は焼肉です。温かいご飯もあります。
結構寒いです。12℃くらいかな~?
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食事が済んだら次は、松前城に向かうのだが、その前に温泉探し。
地図を見て・・・
松前温泉休養センター 0139-42-4919
吉岡温泉ゆとらぎ館 0139-48-5955
知内ユートピア温泉和楽園 0139-26-2341に順番に電話してみた。
ユートピア和楽園は「諸国いで湯案内」という本で紹介されており、
前からちょっと気になっていた。
電話で私が「本を見たんですけど、そちらは800年の歴史を誇る
デラックス岩風呂大浴場なんですか?」と聞いて見たら、受付のおじさんが、
「デラックス? いんやぁ~ 普通の岩風呂だぁ~~」と言った(笑)
おじさんの受け答えが面白かったので、ユートピアに行くことにしました。
↓ ↓ ↓ 建物はこんな感じで古いのですが…
1988年発行 美坂哲男・著/武藤昭・写真 北海道編 諸国いで湯案内より掲載
お風呂はもっと古かった(笑)
お湯がめっちゃ熱い最高 恐らく45℃くらいあったんじゃないかな~
1988年発行 美坂哲男・著/武藤昭・写真 北海道編 諸国いで湯案内より掲載
↓ ↓ ↓お風呂は写真のまんまだったが、床が凄い。 写真は昔の床↑ ↑ ↑
洗い場に「湯の花」がウロコみたいにギッシリ。
そして一度着替えて、廊下に出て、もう一つのお湯に行った。
ここは熱いのと、ぬるいのと、寝湯があった。
1988年発行 美坂哲男・著/武藤昭・写真 北海道編 諸国いで湯案内より掲載
こちらもいい湯だった。
受付のおじさんが「ここの温泉は、北海道では一番古いんだどぉ~。
そして4番目は湯の川だぁ~~」と、話を続ける受付のおじさん。
2番と3番は何処なのよ~ 気になるじゃない~
おじさん…ちょーうける~
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ここ知内から体が温かいうちに、35km先の松前城に移動です。
外に出たら、気温がめっちゃ下がってた寒いよーーー
明日(5/5)は、松前城のお花見です。
7条大滝 北海道氷の滝 [廃道探検と面白い道]
恐怖と興奮の連続!!虻羅トンネルの廃道 [廃道探検と面白い道]
12月22日は、過密なスケジュールです。
この後は220キロ先の函館に向かうのですから…
厚瀬トンネルの探検は大成功でした。が、私には
もう一ヶ所寄りたい場所があったのです。
この時期にしか来られないここは、虻羅トンネル廃道。
9月の時は、草ボーボーで先も見えなかった。
今度こそ…今度こそ…今度こそは…
やったーーー植物が枯れてて行けそうです
虻羅漁港から 2時15分に出発です。
冷たい風がほっぺを痛いくらい刺激する
けど、心はワクワクうひゃ~ です(笑)
頼りなさそうなガードロープ。 懐かしさを感じます。
昔はみんなこうだったよね。
後ろを振り返ると、虻羅漁港の上は吹雪いていそうです。
あの雲こっちに来るよ~~と仲ちゃん。 急ぎましょう
昔の人は、よくこんな所に道を作ろうとしたね~。
凄いね~。
たった1.4キロの道を切り開くのに 何年かかったんだろう。
おっ!仲ちゃんの先にトンネル発見!!
冒険の始まりだ~~めっちゃ興奮するね~。
後ろを振り返る。
この辺までは国有林の管理者が、イタドリを伐採してるけど、
ここから先は草やイタドリやツルが 長いままのボーボーです。
私は下半身に3枚履いているので、足が重たく歩きづらい
地面にはツタがウジャウジャで、足を高く上げないと歩けないの
それにね、仲ちゃんのすぐ後を歩くと
イタドリがバーンと跳ね返ってきて
顔ビンタされるのよね~ だから放れてあるくのよ~。
歩き始めて15分
わぁ~~お~~
いんじゃないのぉ~。この壊れそうな感じ
岩盤とトタンの間に、上から落ちてきた岩がいっぱい詰まっていて
このトンネルが崩れてしまうのは、時間の問題みたいです
ミシミシ音をたてながら耐えてる…この感じがいいよね~。
出発から20分。次は、支柱が倒れてしまってる覆道
大きい岩に、一発でやられたって感じだね
入口が土砂と岩で埋まっているので 右の岩壁を行きましょう。
雪が激しく降って来たよ~。アラレなので顔に当たると痛いです。
動物の足跡すらないよ~ こんな所、来る人いるのかな~。
岩壁に手を当てると、壁が剥がれて上から岩が落ちてきそう。
さっさと通り抜けなくちゃ。
私と比較したらトタンの大きさが分かるでしょ?
自分に岩が落ちてきたら、ぺっチャンコ即死だよね。
いんや~~興奮するね~~
潰れてる覆道がこんなに長く繋がってる。
途中隙間から中に入る。
ここまで35分歩いた。暑くて上着を1枚脱いで、帽子も脱いだ。
またここに戻るから、この中に置いて行こう。
暑い暑い背中が汗だくだ
このトタンを出た右手に、滝を発見。頭上5mくらいの高さから
足元の穴6mくらい下まで、砕いたガラスみたいな水が
シャラシャラと落ちてくる
写真にすると、綺麗な感じが伝わらないね
出発から40分。どっひゃー。
これもまた、ボッキリ折れてるじゃない凄いね~楽しいね~
ここから入って、向こうの出口を出た時、そろそろ3時になる頃だった。
あっ!忘れてた~せたなの甲田菓子店に、予約していた
サクサククリームパイと岩シューを取りに行く時間だった(´Д`)
ここで菓子店に電話をする。
「すみません予約していたお菓子を取りに行く時間は、
4時半を回ってしまうかも知れませんがよろしいでしょうか?」
店員さんが「大丈夫ですよ。吹雪いていますのでお気を付けて。
ただ賞味期限が1時間ですので、それが過ぎてしまう事は
ご了承下さいね」と、とてもご丁寧な返答でした。
出発から45分。
え~~(T_T)道がなくなってるぅ~~~
行けないって事か~~(-_-;)
手前に覆道が壊れているのが見える。
覆道の手前に、ボッカリ大きな穴が開いている。
その奥の道路は、完全に海まで崩れ落ちているみたいだ
行きたい!行きたい!けど…どーしょーもない(´Д`)
戻るしかないね。残念。残念。残念
拡大
行きたかったな~と海を見下ろす。
仲ちゃんが足元の大きな石を、足で転がし穴から下に落とす。
石はジャンプして、砕けながら転がっていった。
自分達もここから落ちたら、死ぬか大怪我だよ。
そう言えば…立ってるここもせり出した岩だった。
ひえ~逃げよう。汗…汗…
岩を見上げると、顔みたいな岩が空を仰いでいた。
きもーーーこわいーーー
遠くに見える漁港から歩いてきたんだね。
最後まで行けなかったのは残念だったけど、凄い満足感を得られた。
お!さっきの覆道が見える。帰りは早く感じるね~。
よっこらしょ。枝に掴まりながら体を上げる。
さっきも渡ってきた橋。所々穴が開いていて怖い。
ここから落ちたら骨盤骨折だ(笑)
恐らくビルにしたら、5階くらいの高さなんでないの?
その先のトタンの下の穴から入ります。
鉄骨が倒れていて、ボルトが腐ってポロポロして見えるのに、
めっちゃ硬いのです。
何十年も前に倒れたままなんだろうね。
あれ?さっきこんな穴くぐってないよね?さっきは外を歩いたよね。
なんか…違うコースを帰ってきたね(笑)
四つん這いになって出た~~。腰がぁ~~
後ろを振り返る。
さようなら廃道。。。また来るから。。。
あ!ここ!さっきの滝だね。
さようならー滝。。。また来るからね~。。。
だいぶ日が暮れたね。
そうだ!夕飯を食べる張家口(ちょうかこう)に電話しておかないと。
「あのぉ~。すみません。今、せたなの辺りにいるのですが、今日
あんかけ炒飯と、あんかけラーメンを食べに行きたいのですが、
あんが無くならないように取っておいて頂けませんか?」(笑)
この電話もOKでした(笑)
後ろを振り返る。
楽しかった~。ホントまた来てみたいな~。
ここは札幌からは遠くてね。
んっもぉ~~ツタ~
絡まって歩きにくいんだっちゅーのぉー
足首、掴まないでくれ~~
あはは~。ツタと遊んでたら、仲ちゃんが心配そうにこっちを見てた(笑)
名残惜しく…またまた後ろを振り返る。
廃道の入口まで戻ってきました。
もうさっきより、雪がだいぶ積もっていて、自分達の足跡が消えています。
ジムニーちゃんが心配そうに、私達を待っていてくれました。
ふぅ~~くたびれた~~。汗かきました。1時間15分歩きました。
仲ちゃん。函館まで引き続き、運転お願いしますね
せたなの甲田菓子店で予約したお菓子を購入し、遅いお昼ご飯は
このお菓子だけです。 先を急がねば~~
廃道を出発して1時間半で乙部(おとべ)に入りました。
雪が全く無い。。。同じ道内でも、道南は雪がめっちゃ少ないのです。
北斗町に通じる中山峠まで来ました。廃道を出発して2時間50分。
ここも全く雪がありませんでした。
中山峠から30分程で、函館市内の張家口に到着。6時40分です。
入口には4組程のお客様が待っています。
私達も待合に並ぶと「ご予約のおっきゃくちゃま(お客様)ですか?」と
中国語イントネーションの日本語で尋ねられました。
「はい」と答えると、ありがたいことに、
すぐに店の奥に案内して下さいました。やったーー!!
仲ちゃんが食べたくてしょうがなかったあんかけ炒飯です。
私はあんかけラーメンでしたが、炒飯の方が美味しかったので
次回また来てみたいと思いました。
本当はこの後、谷地頭(やちがしら)温泉に行きたかったのですが、
もう疲れていたので、早めにチェックインして、
ホテルのお風呂に入ることにしました。
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翌朝。函館もうっすら白くなっていました。
市内から海が見えるって、不思議な光景ですね。
ホテルの朝食はバイキング。
お腹一杯食べて、11時に出発です。
生卵ぶっかけご飯に、納豆を混ぜて食べるのが好きです
途中、昆布館で試食を楽しみ(笑)、こんぶソフトクリームを食べた。
これが意外と美味しかった
外国人観光客の多いことみんな試食で、口をモグモグさせていた。
前回食事した、大沼公園近くのケルンを12時40分に通過し、
町の外れの松街道を13時20分に通過し、
長万部(おしゃまんべ)温泉を通過し、
(札幌の人は、長万部のことを「まんべ」と言う…笑)
黒松内の道の駅は雪の中。
トワ・ヴェール・ドゥーのパンはいつも昼過ぎには売れ切れるのに、
今日は3時なのにまだ残っていた。吹雪だったからだろう。
エンジンをかけて、暖かい車の中でお昼ご飯にしました。
「ニセコのスキー場の近辺は、ここだけ外国に来た気分になれるので
何だか、この雰囲気が好きなんだよな~」と仲ちゃんは言う。
う~~ん確かに…外国人だらけだ。
倶知安(くっちゃん)の町まで来た時には、もう4時近かった。
ね?雪の量が道南と違うでしょ?
函館に雪が無かったなんて、信じられないでしょ~??
ホント この差はなんなのぉ~~帰ったら雪掻きだな~やだな~
坂を登り終えた所で、助手席から後ろを振り返る。
羊蹄山に吸い込まれていくような、この直線道路が私は好き。
バイクで走る時の長い下りは、いつもゾワッっとする。
4時。赤井川まで来た。ここからは札幌まで1時間ちょい。
仲ちゃん、今回もお疲れ様でした。
ジムニーの長距離旅行も楽しかったね。
今回の廃道巡りは、大満足でした。ホント楽しかった。
けど…もうほとんど いい所は行っちゃったね。
今度はどこ行こうか…。
また人のブログ見て、地図見て探そっと。
島牧村 厚瀬トンネルの廃道に再チャレンジ [廃道探検と面白い道]
12月22日の連休は、函館旅行へ出かけた。
片道290キロ。
金森倉庫のイルミネーションを見に?
イヤイヤそんなロマンティックな旅は、20年前に卒業していますよ(笑)
けど仲ちゃんとは、いつもラブリーなのであります
銭函~朝里~毛無峠へ入ると、キロロリゾートへ行くスキー客の車で
交通量が増えていた。
「わ」ナンバーが目立つこの時期。みなさん事故のないように。
倶知安の手前では、晴れていたのに
黒松内を過ぎた頃には、厚い雲が立ち込めてきた。
道道523は、島牧に抜ける近道。
内陸から海岸線に出ます。
ちょちょちょっとぉ~~路肩に寄り過ぎじゃない?
吹雪になって視界が悪くなると、活力みなぎる仲ちゃん
ちょっとぉーーー大切な私が隣に乗ってるんだからね~~
仲ちゃんは下りのカーブが好きなんだ。
みんながスピードを落とす時が抜かすチャンスと言って、
アクセルを全開にします(笑) うぎゃ~~
…と言いながらも、「よし!行っか!」と仲ちゃんに号令をかけ、
追い越しの誘導をするのは私の方だから、仲ちゃんは呆れ顔(笑)
海岸に出て数分で、第一の目的地に到着。
厚瀬トンネルに来ました。実は前回来た時は、
イタドリ(背が高い、大きい葉っぱをつける雑草)に
行く手を阻まれ完歩できなかったのです。
2013.09.13の前回の日記です クリックをどうぞ
廃道の紹介文より ↓ ↓ ↓
厚瀬崎と江の島では、崖が海に突出している。
道路の崖の中腹を危なげにぬっている。
国道229は、突出部の首をトンネルで一気に抜けてしまうが、
それを突っ走ってしまうのは、いかにも惜しい。
スリルの連続と美しい海や磯の眺めを味わいながらの
旧道歩きを楽しむことが出来るのだから。
9月に来た時とは景色が全く違いますね。
この瞬間から、ワクワクが止まりません
↓ ↓ ↓ 9月の時の写真です。
途中までは草が刈っており、轍もあったので歩けたのですが…
手彫りのトンネルをくぐって…
2つ目のトンネルも抜けた所までは、軽快に進めたのですが、
9月には、ここから先はイタドリが覆い茂り、進めなかったのでした。
↓ ↓ ↓ あそこのコンモリした所は、道が右の崖下にガッツリ落ちていて
自分達も雪に足を取られないように慎重に歩いた。
葉っぱを落としたイタドリは、踏むと液を出しツルツル滑るのです。
3つ目のトンネルを抜けて振り返る。
景色が綺麗です。
足元も悪くて、悪くなればなる程興奮してきます
仲ちゃんが沖を指差して「あそこの雲、雪を降らしてるよ
あと4分でここに来るから。急ごう」と言った。
ねえねえ?あの先って…道が海に落ちてない?
行けるかなぁ~。と側に寄ってみたら…
4つ目のトンネルが見えてきた。
やった~~!!ゴールが見えるよ
って言ってるうちに、強風が迫ってきて、顔に当たったら痛いほどの
霰(あられ)が降って来た。
先日関東で「雹(ひょう)」が降ったが、北海道では雹は降らない。
きたきたー!!波しぶきが上がってるよ。
廃道には結構人が入って来ているらしく、イタドリが折られていた。
トンネルの出口です。
お疲れさんの記念撮影。
ほっぺと指先は冷たいのですが、背中が汗でビッシャリです(笑)
本当は来た道を戻りたかったんだけど、日が暮れる前に
次の廃道(虻羅トンネル)に行きたかったので、トンネルを歩いて
車に戻りますね。
トンネルを出たところで、さっき残した二人の足跡に別れを告げ、
先を急ぐことにしました。
ジムちゃんの所に戻って記念撮影。
あ~~!!楽しかった また来たいな。
暖かくなったら、今度はここを探検しましょう。↓ ↓ ↓
「車で行けるようになったんだよ」と、お客様が教えてくれました。
森町・ラッキーピエロ/鳥崎渓谷 [廃道探検と面白い道]
翌日 11月24日
森町の道の駅「YOU・遊・もり」で目覚めた朝は快晴だった
キャンピングカーには新しいアイテムが増えた。
全部のガラスに内側から貼る断熱材みたいなシート。
これがあったお陰で、昨夜は暖かく寝ることが出来ました
森町の公園は桜の名所でもあります。
五稜郭や松前城もいいけど、ここも素晴らしい桜並木になります
顔を洗って、歯を磨き、車内を整理したらラッキーピエロに出発です
このベッドもオプション。ダブルベッドよりも幅広です。
オニウシ公園っていうんですね。
↓ ↓ ↓ 北海道駒ヶ岳火山噴火の記録がありました。
クリックしたら拡大されますので、読んでみて下さい(*^^*)
大沼公園方面の山が綺麗ですね。双子の山です。
ラッキーピエロは、函館を中心としたハンバーガー屋です。
札幌にはありませんから、ここまで日帰り往復10時間かけて
食べに来ることもあります。
私は卵の入ったチャイニーズチキン
仲ちゃんはこのミートソースが、子供の時に札幌のデパートで
食べた味に似ていて 懐かしいといいます。
テイクアウトも出来ますが、やっぱり熱いうちに食べることをお勧めします
私の締めくくりはコレ!! も~お腹パンパンですが、これは別腹です
生クリームが食べたくて食べたくてしょうがなかった 満足です
森町・赤井川でお腹一杯になったあとは、少しハイキングに出かけます。
鳥崎渓谷 また地図で見つけました
道南の樹木は、札幌とは種類が違います。
札幌は毎年大雪に見舞われますが、函館は雪が少ないんですよ。
どんどん山の奥に入っていきます。
ダムから先は通行止めでした。
工事現場の男性が出てきて、車は向こうに停めて下さいと言われた。
「この先の滝を見に行きたいんですけど行けますか?」
「うーんと…この先で工事やってるよー 滝までは結構距離あるよー。
熊もいるかも知んないし きー付けなよー」
ハイエースと、キャラバンはそっくりだね(笑)
地図で見ると滝までは、ここからは4キロ~5キロはありそうだね~。
この看板から2キロと書いてあったが、滝まではめっちゃ遠かった。
イタドリが葉っぱを落としてる。
前、せたな(瀬棚)の廃道を歩いた時、いたどりに視界を邪魔されて
前に進めなかったけど、もしかしたら今の時期なら
廃道を歩けるかも知れないという期待で胸が膨らむ。
それを思うと、ニタニタしてしまうのであった(笑)
工事は、橋の修復工事だった。
ここまで約3キロ。看板の嘘つき 更に階段
ちょっと上から滝を眺めてみようか。。。
これが上から見た滝。
コケにつぶやく…ここまで来たんだから、
やっぱ階段下りた方がいいよね…
もう少し・・・
うわぁ~~凄いよ
高さは無いけど、激しく強く落ちる水が、とっても迫力あるぅ~
うしろを振り返って写す
モデルになった気分で(笑) 何枚か写真を写す
マイナスイオンをたっぷり肌に吸収して、帰り支度です。
あら~~ 撮られてたのねーーー(笑)
滝バイバーーイ
また階段をあがるよー
よっこらしょ…だね。
アスファルトに山葡萄が落ちてた。
こんなに高い位置に生ってたら、熊も届かないよね~。
やっと車のところまで戻った。 疲れた~~
ふとももや、手が冷たいの。
歩いても気温の方が低いから、体が温まらないのです。
太陽の光があたって、とっても幻想的。こんな光景が好きです。
羊蹄山が見える頃には、もう日が沈みかけていた。
お腹空いたね。道の駅でチャーハンを炒めましょう。
材料は持ってきています。
すっかり日が沈んで、真っ暗になった駐車場。
いい匂いに誘われてキツネがやってきました。
子っこかな~? お腹空いてるのかな~?
けど~…エサあげちゃいけないんだよね
寒くて寒くて。先日買った簡易ストーブを外で焚く。
めっちゃ寒い。
チャーハンを食べて、ゆで卵を食べた頃には、
こんなに近くまで歩み寄ってきた。
食後のコーヒーを飲む仲ちゃんは、耳がちぎれそうな程
カチンコチンに冷えてしまったので、私のストールを
グルグル巻きにした(笑)
キツネには、ゆで卵の白身を少しあげたら、その場で食べず、
土の中に埋めて帰ってきた。それを2回繰り返してた。
この駐車場から近いまっかり温泉で温まって帰ります。
ここは細川たかしの生まれ故郷。
この温泉のちょっと先には、記念碑がありますよ。
仲ちゃんと、2時間半後にロビーで待ち合わせをして、
あめせんを買い、食べながら帰ります。
↓ ↓ ↓ 倶知安のキャラクターです。
2日間の走行距離は、約700キロ。
燃費も結構いい感じですね。
私のキャンプ道具一式です。 多過ぎですか?
ほとんど寝具です(笑)
枕~掛け布団~タオルケットまで、ベッドの上の物は
全部持っていきます…でないと、寒くて眠れませんからね。
函館ケルン~日浦海岸の廃道~谷地頭温泉 [廃道探検と面白い道]
最近、廃道に嵌ってしまった私。。。
私に、毎度着いて来てくれる仲ちゃん
そして仲ちゃんの案内で、自分が行った事のなかった
温泉に入るのも 又楽しみの一つ
何をやるにも気の合う、呼吸の合う二人です
11/23~24の連休は、函館へ向かった。
目指すは恵山の手前の日浦海岸の廃道
出発したのは8時過ぎ。毛無峠は白かった
キロロの前を通過し、景色のいい山間部に入っていく。
毛無峠は、いつも季節の移り変わりを目と肌で感じるのです。
倶知安(くっちゃん)方面に向かう。
雲が厚いなぁ~。
今日の天気は札幌も函館も / なのですが…
函館の上空は、雲の間から差し込む光が見えるだけで、
少し小雨が降ってきた
天気…大丈夫かな~
赤松が見えてくると↓ ↓ ↓、「ああ…函館が近いんだな~」と感じる。
道南は札幌に比べて暖かいので、木の種類が違うし、
雪も少ないし、今でも時々瓦の屋根が見られます。
だからいつも、函館まで来ると、異国情緒を感じます。
大沼公園が近くなると、駒ケ岳が正面に見えてきます。
ダブル富士山ってかんじ。
これって…駒ケ岳じゃなく横津岳と、袴腰岳かなぁ~
ここで一旦お昼ご飯にします。
今日は前から来てみたかった、森町の「ケルン」という
ハンバーグ屋さんです。
お昼を外しても列が出来る程の人気のお店で、
今日は30分待ちでした。
ここで雨が強くなったので、カメラを出せず、外の写真はありません。
食べている間、雨は大降りになって…
これから行く廃道を歩けるかどうか…気になり始めた
ハンバーグはデミグラスソースで、とっても美味しかったよ
お腹一杯
七飯(ななえ)町に入った頃雨はあがり、
二重にかかる大きな虹が見えました。
函館新道~湯の川温泉~道道100号線を走って海に出ました。
今は廃線になっている、迫力のある鉄道橋と平行に走り、
目的地の日浦海岸に着きました。
ここに着いた時はもう2時半過ぎていて、
雨は止んでいましたが、何となく夕方っぽく薄暗かった。
私はシャツの上に→ヒートテックのハイネックを着て→
フリースを着て→ベストを着て→ウルトラライトダウンを着て→
Kawasakiジャンバーを着て、デブってブックブク 更に→
スラックスの下には冬のももしき→白いオーバーパンツに
見えるのは「今夜履いて寝よう」と思って持って来た
厚手のパジャマなんです(-_-;)
だって~車から外に出たら、風がめっちゃ冷たかったんだもの
それから、お約束のヘルメットを持って、いざ!出陣!!
1つ目のトンネルです。
今にも上から石が音をたてて崩れてきそうです。
2つ目。アーチが崩れ落ちてサビサビですよ~
ここでボッタボタ雨が強くなった(; ̄∇ ̄A
トンネルを抜けたら雨が止んでいた。
後ろを振り返る
このトンネルを抜けたら道はなく、誰かが置いていった
ロープで下に降りた。
これは川口浩どころではない本物の探検家になった気分だ。
も~~ワクワクドキドキ感が止まりましぇんな~~
写真が暗いのですが、がけ崩れと一緒に防護網も落ちてきてる。
この金網を伝って、更に5メートル程降りた。
ここで雨が降り出してきて、防水じゃない私のカメラは限界
昔々道路だった形跡が少しだけ残っている。
路肩が見えますね。
底が厚い靴を履いてきて正解だった。
柱状節理がたくさん落下していて、積もっている。
これが今!落ちてきたら、ヘルメットなんか…厚着なんか…
何の役にも立たない。 恐らく即死だろう。
死ぬのはイヤだけど、廃道巡りはドキドキでやめられない(笑)
なんと目の前に現れたのは、昭和30年代のアスファルト。
この道は明治29年に開通し、村人の主要道路となっていたのは
昭和30年代までだ。
↓ ↓ ↓ちょっと色っぽいポーズを撮って欲しかったのに…
仲ちゃんが撮ってくれたのは2枚ともピンボケで、
これが唯一残った哀れな写真(笑)
帽子の上からメットをかぶってる
手には、バイクのグローブをはいている。
かつて道路だった下の層が見えている。
アスファルトは全て流れて行ってしまったのだろうか。
こんな奇妙な形で残っている。不気味だ
大きい声を出したら、今にも崩れて来そうな柱状節理。
こんな険しい場所に道を作ったなんて…、それも
重機が無い時代に…昔の人はすごいな~と感じた。
またまた目の前に凄いのが現れたぞ~
登れなさそうだから、右の岩壁の間を行くと…
あ~こっちは海で行き止まり~
やっぱり登らないと行けないみたい
とは言いながらも、登る事が凄く嬉しい
すでに登り終えてた仲ちゃん。
私は別ルートで登り、手を引っ張ってもらった。
登ったら、今度は降りなくちゃうれしいにゃん
本格的な探検に、もうアドレナリン どっぷり
うひゃーこれどうやって下りる?
いんやー しっかし、海の色が綺麗だね~
向こうに見える道路とトンネルまでは行きたいね。
私は左のピンクラインから行くね。
仲ちゃんはブルーラインを下りるのね。
あのトンネル…入れるのかな~。
後ろを振り返ると、夕暮れが迫ってきていた。
新しく落下したと思われる鋭い石の上を歩くと、
石が勝手に動くので、滑って歩きづらい。
滑って手を着けると、鋭い部分で切れてしまいそう。
このながーいトンネルを歩くのは気味悪かった
途中岩の隙間があって、波がドップリンコしていた。
私は も~暑くて暑くて
帽子と、ベストと、フリースとダウンを脱いだ。
このトンネルを出たらまた道路が陥没してた。
仲ちゃんは黄色のラインを、私はピンクのラインを下りる。
足元の石が崩れたら、海へ真っ逆さまだよ
後ろを振り返る。今にも崩れてきそう。こわーー
早く戻らないと、帰りがけに真っ暗になってしまいそう。
だけどさ~ トンネルが目の前に見えるんだよね~
下りた石を、よっこらせっと又上がってトンネルの前へ。
小さい入口だな~と思ったら
全然小さく無いじゃん。
ここでも色っぽい写真をお願いしたら、こんな熊みたいな
自分が写っていた(笑) まぁ…しょうがないか
それにしても…なんて美しい光景なんだろう
新しいトンネルが出来た事で、この光景はもう
誰の目にも触れることが無いなんて、勿体無いですよね。
廃道の半分くらいまで到達したでしょうか。
ここまで40分くらい歩いたね。
アスファルトの上に道路が乗ってる。
こんな巨大な重たい石も、波の力で運ばれてくるんですね。
ここからもう少し先に進みたいのですが…
もう日が暮れてしまうので戻りましょう。
この岩壁…無数の顔みたいな窪みが見えませんか?
クリックして拡大して見てね。 鳥肌が立つよ。
さっきロープで下りた所。
登る時は結構すんなり登れますね。
けどね、足が上がらない。疲れたのと着膨れで
キャランバンちゃん。留守番ありがとう。
暗くなる前に到着いたしました。
今日はこれから、函館山の麓にある
谷地頭(やちがしら)温泉で体を温めます。400円です。
温泉の前に到着したら仲ちゃんが…
ここ!! 来たことある!!
その日は火曜日だったので、定休日で入れなかったんだ!!
低温(40℃)・中温(41℃)・高温(43℃)
露天(42℃)・気泡温泉(41℃)・サウナ
体育館みたいな大きな浴槽。
茶色に濁った湯。 最高の温泉でした。入浴料もgood
今夜の寝床を探します。
↓ ↓ ↓ 元町公園の公会堂が見えています。
その左上は函館山山頂です。観光客のフラッシュが見えます。
明日はラッキーピエロのスパゲッティとバーガーを食べるので、
YOU・遊・もりの道の駅まで戻る事にしました。
お休みなさい
穴滝 [廃道探検と面白い道]
今日はスカブ650で、タンデムツーリング&ハイキングです。
小樽、奥沢水源地のずぅーーっと山奥にある穴滝に行きます。
朝里IC付近から、毛無峠に入るパーキングエリアで事故です。
車同士の衝突でした。怪我が無ければ良いのですが…。
左右確認、一旦停止、車間距離に気を付けて
前から行きたかった「奥沢水源地」。
仲ちゃんは「登山はイヤだな~」と言っていたので、
「登山じゃないから~今回は平坦だから~」と言って、
無理矢理説得した
↓ ↓ ↓ 水源地の駐車場から穴滝は約10キロ。
他の方が書いたブログで、だいたいどんな所だろう…
っていうのは事前に確認していた。
11時50分出発です。
熊にやられたら、これが人生最後の写真になります(笑)
500m歩いた所に看板がありました。
人のブログで確認していた看板だ。
よーーーし!ここから往復9キロだ!!
昨日まで雨が降っていたのだろう。道路がぬかるんでる。
ここまでバイクで進入していたら、バイクも靴も
ドロドロになってたね。置いてきて良かった~
気温が上がって、暑くて二人とも帽子を脱いだ。
汗で濡れた頭皮に、気持ちいい風が通り過ぎていく。
熊出没の看板は、いつ見ても怖い。
本当に会ってしまったらどうしよう。。。( ´艸`;)怖い
↓ ↓ ↓『入山者の皆様へ』
熊に会ってしまった時の注意書きがビッシリ書いてあった。
荷物をおとりに逃げる。ただし、熊の目をそらさず、
熊を脅かせないように、そーと後ずさりして、
荷物に夢中になってる間に、走らないで逃げる…とか
無理でしょ~~(; ̄∇ ̄A
本当に会ってしまったら、そんなの守れrんだろうか
12時15分(スタートから25分)
車で入れるのはここまで。釣り客の車が2台停まってた。
前方に進入禁止のゲートが見える。
オフロードバイクは脇から楽々通れます(笑)
タイヤを掻いた跡が沢山残っています。
穴滝まであと3キロか。。。随分疲れてきた(-_-;)
緩やかな上り坂が続きます。
結構ヘトヘトですが、今日は熊避けに
音楽をかけて歌いながらのハイキングだから楽しいです。
サザン、八神純子、チューブ、徳永、ユーミンetc…
たまに小川が流れていて、コケが生していて
ジブリの「もののけ姫」の場面を思わせるような光景です
スタートから50分。少しお腹が空いたので、
リュックからソーセージを出しました。
この先熊にやられたら、これが最後の食事になります(笑)
ソーセージを食べて10分しか経たないのに
お腹が空いてきました(笑) デザートです(笑)
仲ちゃんのリュックから出てきたのは、
途中セイコマ(セイコーマート)で買ってきたエクレアです。
んまんま
更に10分程歩くと「とがりねずみ」の死骸が、虫に食べられていました
私達はこの小動物を「もぐら」だと思っていましたが、
先日訪れた博物館で「とがりねずみ」というのが分かりました。
10月6日の写真ですが、まだそれ程の紅葉ではないです。
スタートから1時間20分で、やっと分岐の看板に出会えました(ホッ
あと500mでゴールです。
道が急に狭くなって、ぬかるんでいます。
沼地みたいな所にでました。
この沼のせいでしょうか、急に足元がヤバくなってきます。
ズボッ スッポン
わぁあぁ~~落ちちゃった~~↓ ↓ ↓え~~ん
泥を川の水で洗いながら進んでいると・・・
看板から11分歩いたところで。。。
うわぁああぁ~~~でたぁ~こわ~~い
穴滝の穴に出迎えられました。こわ~~
うわぁああぁ~~~でかぁ~~い
何という迫力でしょう
怖いながらも…何だか…満足している私なのでありました
穴の奥には小さな滝がありました。
これが「穴滝」なんですね。綺麗ですね(笑)
うしろを振り返ってパチリ
さっき擦れ違った男性が、「今日は水が少ないよ」と
言いながらも長靴を履いていました(笑)
内心…水が少なくて良かった~~と思いました。
穴の中から見た空の写真には、紅葉が綺麗に写っていました。
1時40分です。穴に見送られて帰ります。
背中がゾゾッとします。
さっき足を突っ込んでしまった泥の溜り場。
仲ちゃんにカメラを渡して、私が渡る様子を撮ってもらいます(笑)
…えっと~…左足はこうでしょ~…で…こっちの足は…
うっぎゃーー 取りあえず成功です
左腕が、選手宣誓したまま ピーーンです(笑)
緩やかな下りですが、結構膝や背中を痛めます。
帰りは5キロを、1時間20分かけて歩きました。
(えっと~往路は、1時間35分かかっています)
やっとバイクの所にゴールしました。
3時です。
お腹ペコペコで、もう体力があんまり残っていません。
お湯を沸かして、カップラーメンを食べました。
緑の中を歩くのは最高に気持ちがいいですね。
歩いたあとは、何w食べても美味しいです。
今度はもう少し、底の厚い靴を履いてチャレンジしてみたいです。
みなさん!! ここ「奥沢水源地・穴滝」を覚えておいて下さいね。
そして是非今度歩いてみて下さい。
オフロードバイクもお勧めします。
層雲峡の廃道を歩く / 崩落事故があった場所 [廃道探検と面白い道]
※お返事させていただく時間がない為、コメント欄を閉じさせて頂きました。
※どうぞごゆっくり、北海道の自然を覗いていって下さい。
9月22日の朝は、「とうまの道の駅」で目覚めた。
昨夜23時半に札幌を出発して、155km先のとうまには深夜着いた。
とうまの道の駅は、地方ナンバーのキャンピングカーや
シートを倒して寝ている乗用車で満車だった。
目覚まし時計が鳴る前に、駐車場に入ってくるバイクの音で目が覚めた。
まだ6時半だよ~ 昨夜は2時に寝たのに、時間を考えて、
もう少し他人に迷惑にならないように、走れないかな~
今日の目的は、ここ↓ ↓ ↓層雲峡(そううんきょう)
札幌からは意外と遠く、なかなか来られない場所です。
層雲峡に来るのは3年振りになりますが、その時には
仲ちゃんとも知り合っていなくて、BMWの試乗車で来たのだった。
昔々、私が子供の頃、父の運転する車でここを訪れた時は、
断崖絶壁の柱状節理が、道路の両脇にそびえ立ち、
その間を車で通過していた記憶があった。
子供ながらに「怖い!凄い!」という印象だけが残っていて、
そこを通過する時は、窓に貼り付いて、岩の頂上を見上げて
いたのを覚えている。
今は私の記憶している層雲峡ではなく、何となく迫力に欠け、
自分の記憶が繋がらないのだ。
あのオレンジ色の岩肌をした柱状節理がないのだ。
あの、崩落事故を起こした現場って…どこだったっけ?
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とうまから56kmの層雲峡の駐車場に到着した。
ここでお昼ご飯にしたいので、ずっとずっと奥に車を停めた。
銀河の滝の正面には、双爆台という展望台がある。
先ずはそこに登ってみましょう。
展望台からは同時に2本の滝が見られるんですよ~。
なるほどね~。最高にいい眺めです。
軽登山したので、お腹がペコペコです。
いつものようにコンロを出して、調理開始です。
最高の眺めで、最高の席ですね~
この雄大な景色の中で、最高のお食事をしましょう
この場所からうしろを振り返ると、廃道が静かに伸びています。
ちょっとだけ…ちょっとだけ行ってみようか。。。
いつ、何処から熊が出てくるか分からないので、手をパンパン
叩きながら進みます。熊鈴を持ってこなかったからです。
この鹿の骨は、何年も前からここにあったと考えられます。
だってね、死んだばっかりの鹿の死骸は、胴体が引きちぎられて
いたけど、その死骸には、まだ毛が残っていましたよ
真っ白に風化してツルツルしている骨の状態から見ると、
おそらく5年は経過しているでしょう。
何だか分かってきた。この岩…見覚えがある。
私が子供の時と、22才の時、確かにこの岩が見えていた(◎o◎)
そうそう!!ここだ!!そう!!ここだよ!!
オレンジ色の岩!!
あ~!!間違いない!!記憶が蘇った!!
ここここ!!ここだよ~!!この景色だったんだ!!
この岩が崩れて、数人の命を奪ったこと。
今でも鮮明に思い出します。
連日ニュースで事故現場が報道されていて、テレビ画面に
釘付けになったのを覚えている。
ネットからの情報によると、↓ ↓ ↓
層雲峡は大雪山国立公園に位置して、
石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁(柱状節理)が続く峡谷である。
昭和62年6月9日午前6時15分頃。
今目の前に見える天城岩(てんじょういわ)が、
比高145m、幅20mに渡って崩落を起こし、
石狩川を完全に埋め、対岸の国道39号線を走る車両を
直撃し、高さ6m(3万トン)の岩石で埋め尽くされた。
たまたま現場を走行していた、軽トラックとワゴン車の計2台を埋め、
サイクリング中の先頭の一人が岩石の下に埋まり、3人の命を奪った。
さらに6人の重軽傷者を出す大惨事となった場所です。
ご冥福を祈りながら先に進みます。
この覆道は、完成から7年も経たないのに、現場の崩落が続き
経費をかけたにも関わらず、危険回避の為に廃道となったらしいです。
とても綺麗なままの形で残っていました。
うしろを振り返ります。
さっきのオレンジ色の岩が、こちらを見下ろしています。
昔、ここが国道39号線でした。
覆道を抜けると、何やら黒い建物が出現しました。
不気味な事に、1個だけ蛍光灯が点いていました。
トタンの隙間からそぉーーーと覗いてみたら…
頑丈な鉄の扉が見えた。
この道の向こうは銀河トンネルで、そのトンネルへの入口みたいでした。
滝を過ぎた先には、不気味なトンネルが口を開けていました。
ちょっと怖いけど…行ってみようか…。
このトンネル(覆道)も新しい感じがしました。
開通後9年で閉鎖されているみたいです。
数年前までここは遊歩道でした。
しかし岩盤の落石が相次ぎ、止むを得ず閉鎖したそうです。
こんな綺麗な場所なのに、閉鎖とは勿体無いですね。
この先には、大きな鉄の門が閉まっていて、通行止めです。
鉄の門から写した向こう側の景色。
大きな岩がゴロンゴロン転がって、手付かずで残っています。
行ってみたいな~~。だけど欲張ったら罰が当たっちゃいそうだ。
私達はここで引き返すことにしました。
帰り道、もう一度崩落現場の 天城岩を撮影しました。
凄い迫力に圧倒されます。 人を殺した岩です。
だけど、この自然を作ったこの台地に感動しました。
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層雲峡の観光が終わり、三国峠から鹿追方面に進みます。
三国峠から然別(しかりべつ)湖へ向かう途中には、
鉄道ファンには必見の桟橋があります。
全国から、ここの橋を見る為にファンが集まります。
今夜はここでキャンプをする事にしました。
可愛い動物の植木が並んでいます。
テディベア、パンダ、エゾリス、カメ、フクロウ…可愛いね
当麻で買ったブロッコリーとアスパラを茹でて食べます。
今夜は寒いよ~。
今札幌の日中の平均気温は、22℃くらいかな。
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今回の旅も、北海道の大自然に沢山触れることが出来ました。
もう北海道は寒くなる一方なので、10月はバイクで走るのを
楽しみたいと思います。
今夜は大変冷えていますが、まだうちは、ストーブ焚かずに
頑張っています。
しかし足が冷たいのは我慢できないので「ゆたぽん」を暖めて寝ます。
虻羅トンネル廃道~太田海岸の廃道を歩く [廃道探検と面白い道]
※今回コメント欄は閉じました。気楽に読んでいって下さい。
※写真の上でクリックしましたら、写真は拡大されます。
よってけ!島牧の海岸で目覚めた朝は、簡単に朝食を作った。
けど、いつも仲ちゃんは美味しい美味しいと食べてくれる。
何だか一生懸命作ってるけど、何を食べたんだっけ~?(笑)
適当簡単だから忘れちゃった(; ̄∇ ̄A
この場所は、海の音も聞こえず本当にいい場所でした。
ぐっすり眠れましたよ。
「今日は何処にいく?」なんて会話しながら、美味しく朝食を頂きました。
↑↑↑後ろに見える防波堤を登ったら、↓ ↓ ↓この景色が見えます。
今日は私が地図で見つけた「虻羅(あぶら)トンネル。
ほんの1.5kmなんだけど、本から抜粋した文章は
本文より
つぶれかけてるトンネルをやっとのことでくぐり抜けたり、
崖崩れのため、道がえぐられて消えてしまった箇所を崖づたいに
恐る恐る迂回したりするスリルを味わいながら、
地図にも「クグレ」と書かれているこの区間の崩落しやすさや、
「奇岩怪石畳々」のありさまを、背筋寒く実感することが出来る。
「歩くのは可能」と本文にあったので期待して現地に到着した。
よーーーし!! 歩くどーーー!!と張り切っていたのに…
残念ながらここも手入れがされていなくて、
この先の綺麗な景色に出会う事が出来ませんでした(´Д`)
イタドリめーーー(`_´)ゞ
それじゃ~~!ってことで、せたな町に来たら必ず甲田菓子店の
賞味時間 1 時間 の岩シューを食べます。
どちらかというと私は↓ ↓ ↓のサクサクカスターの方が好きです。
車に乗車して、「三本杉」付近の駐車場に車を停めました。
何だか記念碑みたいなのが建っています。
あんまり興味はありませんが、一応写真だけ写しておきましょう。
写真を拡大しないとわからなかったのですが、
この地で沢山の人が亡くなったみたいですね。
その霊を慰めるための慰霊碑だったみたいです。
興味がないなんて言っていられないですね。
岩シューを頂く前に手を合わせて、心の中で拝ませて頂きました。
食べながら地図を見て、次に走る道を探し出します。
それはいつも私の仕事。だけどたまに失敗する事もあります(笑)
国道229から離れ、道道740の海岸線を走ります。
この海岸線は、ゆっくり来てみたかった海岸線です
道道740を10km程走ったところで、私…何だか気が付きました
「ねえねえ仲ちゃん?この景色…前に見たことない?」
「え~~?覚えてないな~」と仲ちゃん
「ほら~~!ほら~~!ね?知ってるしょ??(◎o◎)」
そうですよ~ここ!!
日本一険しい参道の太田神社じゃないのよ~!!
昨年来た時には、ここの道は工事中でここまで繋がって
いなくて、グルッと上を回って来たんだったよね。
あ~・・・記憶が繋がった~~
そうです!!ここです!!その時の日記です。
http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-07-06
ここまで来たら少しお腹が空いていたので、車から
コンロをおろすとお湯を沸かし始めた。
昨年もこの場所で、強風に煽られながらカップラーメンを食べた(笑)
食べ終えて、この先の竜宮城のような建物のトイレに向かう。
後ろを振り返る。少し風が強くなってきたね。
ガードレールをまたぐと、海岸線まで下りて行けるスロープがある。
まずは海から顔を出している岩を渡って、建物の下まで来た。
どーする?戻らないで、ここから上がっちゃおうか
いつも悪い発想は私の方で、仲ちゃんはいつもそれに
付き合ってくれる(笑)
それを仲ちゃんも一緒に楽しんでくれています
柱状節理は足場が階段みたいになっているので、
仲ちゃんはサンダルだったけど、難なくクリア
太田海岸が見える展望台に上がったら、遠くに覆道が見えた。
「ねえねえ仲ちゃ~~んあれ廃道じゃない?
ちょっと行ってみようよ~~」
誰もいない廃道だよ~。
こんな場所は、本にも紹介されていなかった。
それもその筈、この道は本の発刊後に廃道になっているからだ。
うわぁ~~ワクワクするけど、何だか気味悪いね~。
天井につばめが巣を作っていたみたいだ。
だけど何かを切っ掛けにつばめ達は、家を引っ越したらしい。
最近引っ越したと思われる空き巣の下には、
まだ真新しい糞が山盛りになっていた。
セミがけたたましく鳴いている。
道端に転がって鳴いているセミも、たくさんいた。
次の覆道に進むと、出口のところでアスファルトが剥がれた
光景を目にした。これは凄いね~~。
地震で津波が起きたのかな~?
水の力って、凄い破壊力だね。
これを修復できなくて、ここを廃道にしたのかな~?
3つ目の覆道は?随分岩が崩れてるね。怖いね~。
覆道を出て振り返る。
飲料水を持って来なかったので、冒険はこの辺で終わり。
来た道を引き返します。
そこにブーーーンと1匹の虫が。
仲ちゃんは色を珍しがって、手のひらに乗せた。
ピンボケですが…私はこの虫を昔、便所虫と言ってた気がする。
ハエやトンボの目のように、体中が眩しいほどキラキラしていた。
金網を突き破って落下した岩。
ふぅ~~名残惜しいですが、間もなく到着だよ~~
ゴール。
たくさん汗をかいたので、今から「あわび山荘」に
温泉に入りに行きます。
↓ ↓ ↓ もう少し歩いていたら、この覆道がゴールだったんですね。
あわび山荘に到着です。
あわびが安く売ってるのかな~?と期待したのですが
ちょっと違ったみたいです(笑)
温泉は気持ち良かった~。
44℃の熱めのお湯の湯壷と、大浴場にはサウナ、
露天風呂があって470円でした(◎o◎)
帰りも、太田神社を通過する同じ道を走って、本日の寝床に帰ります。
今夜も又、よってけ!島牧にしょうか。
クリックして拡大して読んでね(^_-)…☆
ここからは奇岩の群れ。
心臓が高鳴るのがわかります。
柱状節理や奇岩が大好きです。
ここから先の写真は、助手席から動きながら撮ったのでボケてます。
本日の寝床に到着です。
夕飯を作って、さっさと食べて、さっさと寝ましょうね。
さて…明日は札幌に向かって出発です。
また地図をみて、寄って帰りたい場所やコースを私が見つけます。
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昨年仲ちゃんと「日本一険しい参道の太田神社」を
登山?お参り?した時の日記は、下のURLからお入り下さい。↓ ↓ ↓
http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-07-06
私の日記に初めてコメントを書き込んで下さった「ひろしさん」が、
北海道の廃道・旧道のURLを貼り付けてってくれました。
お時間がありましたら、どうぞ暇つぶしに見てって下さい。
http://d-road.sytes.net/c.php/road/
http://morigen.pro.tok2.com/blog/
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それからT2さんからも、全国区のURLを頂きました。
ありがとう(*^^*)
http://yamaiga.com/
↑ 旧道・廃道ファンには有名な方のサイトです。
明日はニセコ比羅夫の自然公園、半月湖を探検して帰ります
厚瀬(あっちゃせ)トンネルの廃道 賀老の滝 島牧 [廃道探検と面白い道]
※ 写真の上でクリックすると、拡大写真が見られます
図書館で、こんな素敵な本に出会いました
こんなの見たら、行くっきゃないでしょ~~
本の返却日が迫っていたので、取りあえず行ってみたい部分を
抜粋して、自分の地図に書き込みました。
↓ ↓ ↓ 写真がボケているのと、乱筆でごめんなさい。
…って事で、札幌~朝里~毛無峠~赤井川~倶知安~ニセコ~
蘭越~黒松内~熱郛(ねっぷ)~島牧~海岸線(日本海)に出て、
先ずは厚瀬トンネルに来ました。
本文より ↓ ↓ ↓
厚瀬崎と江の島では、崖が海に突出している。
道路の崖の中腹を危なげにぬっている。
国道229は、突出部の首をトンネルで一気に抜けてしまうが、
それを突っ走ってしまうのは、いかにも惜しい。
スリルの連続と美しい海や磯の眺めを味わいながらの
旧道歩きを楽しむことが出来るのだから。
お~~~!!!本の通りに、海岸線に旧道が延びていますね。
この先がすんごく楽しみです ワクワク ドキドキ
路肩が海側に落ちていて、かなり地盤もゆるいです。
このトンネルを昔は、馬車やバスが走っていたんですって。
今でも管理の車が走っているみたいで、トンネルの中には
人の足跡やタイヤ痕、動物の足跡が残っています。
見事な手彫りのトンネルです。
トンネルを抜けたところで…
残念ながら道はイタドリに占領され、
先に進むことは出来なくなってしまいました
こんな所に来るといつも思い出す歌があります。
子供の頃に観た番組で「木曜スペシャル」なんですが
川口浩が~ 洞窟に入る~
カメラマンとスタッフが先に入ってる~
皆さん覚えていますか?
私はあの、わざとらしい番組が大好きでした
仲ちゃん…がっかり肩を落として、来た道を戻ります(笑)
私達の車は、漁港のおじさんの敷地に停めさせて頂きました。
厚瀬(あっちゃせ)トンネルの
リベンジブログはこちらからです。 ↓ ↓ ↓
http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-12-31
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じゃーーー次はどこに行く?
そうだね~
昔々、仲ちゃんが仲間とバイクで来た時に、ヒグマに遭遇した
賀老の滝は? い~ね い~ね
そしてさっきまで晴れてた空が、山の中に向かうにつれ
どんどん曇ってきて、とうとう霧雨になってしまったよ。
↓ ↓ ↓ ○の付いたこの看板。
後でまた登場しますが、とっても謎が残る看板なんです。
黄色いリュック?
自分達は白い矢印のコースを選び、
滝の上の赤いつり橋まで行くことにしました。
もーーーいつも「熊出没注意」とかって看板を見るけど、
本当にヒグマに遭遇してしまったら、もう死を覚悟するしかないっしょ。
車を降りた時には霧雨は晴れていて、かたつむりやミミズ達が
アスファルトの上に、たくさん這っていました。
ねえねえ?↓ ↓ ↓ こんな真っ黒なかたつむり…
私は初めて見るんだけど、みなさんは知っています?
3分程下ると、つり橋が見えてきました。
仲ちゃんが思いっ切り走るので、揺れる揺れる。
揺らせ揺らせ!!めっちゃ楽しい
この写真は川すそ。
これは賀老の滝の上の部分で、滝の正面に回るには
ここから先800m程歩くことになります。
これは、滝のもっと上の方を見た写真だよ~。
ホイッスルも鈴も持っていなかったので、実はヒグマが怖いけど、
歩いて正面まで行こう!!と張り切っていた矢先!!
凄い雨が空から落ちてきた
ひえ~~~車に逃げろ~~
逃げ足の速い私達でしたが、全身ベショ濡れになりました(笑)
↓ ↓ ↓ 車の中から撮影。
滝が終わったところなんでしょうね。
湯気か?水しぶき?が幻想的で、思わずシャッターを切りました。
この看板(・_・;? リュックをなくしてお困りなんですかね。
道の脇に、この看板を5つ程見ました。
中身は何だったんだろう。とっても気になる看板でした(笑)
って事で、今夜のキャンプする場所も決まっていません。
よってけ島牧!! ここ!! いんじゃないの~~
この建物のずーーーっと奥のパークゴルフ場の奥の防波堤の
ところに、仲ちゃんがキャンプする人の姿を発見しました。
…って事で、今夜はここでキャンプすることにしました。
草原を挟んで隣には、二家族がいるので、
とりあえず、お化けには会わなさそうです
夕食は「小樽ジンギスカン」です。
さて明日は、せたな町の旧道を歩きますよ~。
寿都、島牧、瀬棚の海岸線は、奇岩が多くて私は大好きです。
スカブでタンデム 函館/恵山(えさん)を登山する [廃道探検と面白い道]
前回行った時の恵山は、つつじ祭り開催真っ只中。
その日恵山は霧の中にあり、この山は遠くまで
見渡す事が出来なかったが、見える所だけをお散歩した。
《それがこの日記》
恵山・R41は刺激的な海岸通り ↓ ↓ ↓
http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-06-12
函館市恵山岬を形成する活火山の探検 ↓ ↓ ↓
http://koborezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-06-15
9月8日(土)恵山目指して出発~~
今日のツーリングは、スズキスカイウェーブ650で
仲ちゃんとタンデムツーリングなのだ。
家→R337→銭函→赤井川→黒松内→長万部から、八雲まで
ずっとミニパトの先導(ノ_-;) あつい…28℃
カーブの無い一本道だから、パトカーがどっかで
曲がってくれるのを待つしかない・・・チンタラチンタラ・・・
ヤりぃ~八雲市内へウィンカーを上げている
バイバーイ
落部(おとしべ)→森町へ向かう頃、左前方に駒ヶ岳が
海の向こうに霞んで見えてきた。
「あの山のふもとでお昼ご飯にしようか」
「適当なP帯が見つかるといいね~」
その前に、バイクもお昼ご飯。
恵山経由→函館まではガソリンがもたないかも知れない。
昼ご飯はホルモン昼ご飯はホルモン昼ご飯はホルモン昼ご飯はホルモン昼ご飯はホルモン
昼ご飯はお決まりのホルモンです。
適当な場所を見つけました(*^-^*) ↓ ↓ ↓
神威岬と念仏トンネル [廃道探検と面白い道]
★写真はクリックしたら拡大して見られます。綺麗な写真なので大きくして見てね
先月6月12日は、毎度お馴染み仲ちゃんと、
神威岬(かむい岬)までタンデムツーリングに出かけました。
神威岬から見える海の色は、コバルトブルーなんです。
せたなと同じくらい綺麗な海です。 写真を拡大して見てね。
観光客は、↓ ↓ ↓ この馬の背を、先端の灯台までずっと歩くんです。
仲ちゃんは札幌在住なのに、しかもこんなに毎週
ツーリングに行ってるのに、お隣の「積丹岬」は行った事があるのに、
この「神威岬」は初めてなんだって。
だから今日は駐車場だけじゃなく、散策もする事をお勧めした。
しかしこの日は残念ながら、途中から通行止めになっていて、
島の先端の岬の灯台までは歩けなかった。
歩けなかったんだけど、違う角度から見えるこの島を
カメラに収められて大満足。
神威岬から見える景色に、↓ ↓ ↓ 「念仏トンネル」が見える。
私はここに来る度いつも思っていた。。。
「念仏トンネルに行ってみたいな~~」…と。。。
しかしこのトンネルに行くには、この場所からは行けない。
一旦あの島の裏っ側にバイクで行って、危険な岩場を
かなり歩かなくては行けない。
けど…危険を犯してまでも行きたい。
↓ ↓ ↓ この念仏トンネルは、↓ ↓ ↓
大正元年。灯台守の職員婦人が、
船で灯台に行く途中で受難し死亡。
これ以上死者を出さない為に、村人達が
崖に手彫りでトンネルを掘りました。
崖の両側から彫り進んでいったので、途中で中でずれてしまい、
念仏を唱え、念仏の聞こえる方向を探しながら貫通させた。
たった100m程のトンネルだが、貫通するのに1年かかったそうだ。
ここにいきた~~~いという想いは年々深まり、
7月8日 念願の念仏トンネルに行くことになりました。
日本一険しいと言われる参道 太田神社へツーリング [廃道探検と面白い道]
7月1日(日)
ずっとずっと 行きたいと思っていた場所へ 今日は出発します。
それは随分前にテレビ番組で紹介されていた場所。
↓ ↓ ↓ 太田神社です。
札幌から片道3時間半。「せたな」という所にある、
「日本一険しいといわれる参道 断崖絶壁に本殿がある 太田神社」です。
北海道でも1.2を争う、海の水がマリンブルーで綺麗な場所です。
今日は仲ちゃんと、スカイウェーブ650でタンデムツーリングです。
今朝は珍しく早く(笑) 8時に仲ちゃんちを出発。
関東の朝GO!は5時半とかに出発なのにね(笑)
滅多に使わない高速道路を「札幌北」から「朝里(あさり)」まで乗ります。
あっと言う間にここまできましたで。
途中の毛無峠では、背負っていたリュックからあんぱんと、
朝焼いてきた角食※を取り出し、ちぎって仲ちゃんの口に入れてあげます。
※北海道では「食パン」の事を「角食」といいます。
今日はロングツーリングなので、降りて食べてる時間がないのです。
札幌から寿都(すっつ)に嫁いだ☆りぇ☆ちゃんに会って行きます。
☆りぇ☆ちゃんには行く事を言っていません。
ちょっとしたサプライズです。
函館市恵山岬を形成する活火山の探検 [廃道探検と面白い道]
R41の海岸線を見てかなり興奮し、
次の活火山もとても楽しみにしていた。
写真で見るとこんな感じで、迫力が伝わってくる。
以前ここを旅行した人が、恵山活火山の事を
「道東の硫黄山より、登別の地獄谷より良かった」と
言っていた。それでここを訪れたのだ
「なとわ恵山」でトイレを済まし、美味しそうなほっけを横目に出発進行!
恵山はつつじで有名ですが、お祭りは先週で終わっていた
私達はここを素通りし、まだこの山の頂上、活火山を目指します。
個人的につつじは、白が好きだ
山頂の駐車場に到着。
ここからは徒歩で散策です。あ~ドキドキするぅ~
登山客もバスから降りてきて、霧の向こうに姿を消した。
霧が出てきたので、視界が狭い。登山客は大丈夫なんだろうか
高山植物は殆ど判らない私。。。知らないというより…
「花の名前を覚えられないから興味がない」
と言った方が正解かな?(笑) けど一応パチリ
お~~白い火山灰が見えてきた~
またここから写真をズラズラーと貼っていくので、
興味があればクリックして写真を拡大して見て下さい。
霧のせいであまり見えないが、不思議な空間であることは間違いない
海風があり、とっても寒い。
上着を2枚羽織って、ストールを巻いて、帽子を被り、手袋をはいた。
重装備してきてよかった~。
火山口を見つけたいのだが、遠くが見えないので、
鼻を頼りに硫黄の香りをみつけ、そちらの方向に歩く。
みっけ~~
石に座って撮影。この石ポカポカ暖かい。寒いからちょうどいい。
何だかここは荒れ果てて、怖い感じがした
GWに見た恐山のような感じがした。
駐車場に戻ると、昼過ぎていた。
体も冷えたしお腹も空いた。
いつものようにガスコンロを出してお湯を沸かします。
今日はセイコーマートのカップラーメン。
このラーメンは普通のカップ麺より安いし(88円)、カロリーが低い。
食べていた時、登山客を乗せた観光バスの横に
道警のパトカーが停まった。
運転手さんと、津軽弁で話しているのが聞こえる。
「霧が濃くなってきたけど、登山客は大丈夫なのかい?」
「今日のお客は、青森・秋田からの登山客で、25日にもガイドが下見に
来てたみたいだから、地理は知ってるんじゃねーべか」
「そうか…下見に来てたんなら…大丈夫だろうな~」と言って帰って行った。
さっき道の駅で買ったお煎餅を、ラーメンの中に入れた。
青森の宿で食べた「煎餅汁」を真似したのだが、美味しかった。
さて出発だよ。
黒松内の温泉に入ってから帰るから、札幌に着くのは23時だな。
「とどほっけ」って変わった名前ですね
鹿部には、間欠泉があり、入場料取られるのでパス
そうそう折角道南に来たんだから、
あの有名な「ラッキーピエロ」に寄って
ハンバーガーを食べて帰らなくちゃ。
恵山・R41は刺激的な海岸通り [廃道探検と面白い道]
6月2日
道南の函館へ向かう。
函館なら、道民の誰もが観光や修学旅行で行ってる筈だが、
同じ道南でも、恵山(えさん)って行った事のない人が多いかと思う
…って事で、まだ寒い(9~13℃くらいの気温)
恵山(えさん)へ行ってきました。
友人が新車を購入したので、慣らし運転を兼ねての観光だ。
恵山(えさん)は「つつじ」で有名なのですが、
今回の目的は「恵山火口」を観る事が目標です。
つつじも満開だったが、「森」も「八雲」も遅咲きの八重桜が満開だった
道南の木は関東の木に似てる。
↓ ↓ ↓ ↓ の木。
頭が尖がっていて、枝が下を向いている。
この木は、道央や道東では見られない。
一昨年桜を観に来た松前で「ここは関東だ」…そう感じた。
家屋の屋根は瓦だし、暖かいし、桜の幹は太いし、
武家屋敷みたいな面影が残ってるし…
R41の山の中を走り、恵山火口へ向かう前に
ちょっと立ち寄りたい所があった。
それはここ!!
R41の延長。
隠されたこの場所は、今では地元の漁師さんしか通らないような道でした。
たまたま前夜に見つけた神秘的な場所。
私は「奇岩」が大好きだから、是非行ってみたくなった。
いつものように写真をズラズラーーと貼り付けていくから、
気に入った写真があれば、クリックして拡大して見て行って下さい。
ずっと向こうに見えるトンネルまで行くよ~
貴方にはトンネルが見えますか?
岩をくり貫いただけのトンネル
道はこのトンネルを抜けたところで、終わっていたけど、
めっちゃ興奮したよ。
この景色、他を探しても何処にもないよ。最高だね。
ずーーーと走ってきた道を振り返る
そしてまたトンネルの向こう側に戻り
トンネルをまた振り返る
車を降りて、防波堤を越えて下りてみよう
磯の香りがいいんだな~これが
昆布がウネウネしてたよ
採って持って帰りたいくらい沢山ウネウネしてた
今にも崩れ落ちてきそうな岩肌に大興奮の私 新車;SUZUKIスイフト
観光客はこの場所を知らないようだ
この環境を、遺産になっていくこの場所を、
ずっとずっと保存していて欲しいと思った
大興奮大会はおしまい
さて…本来の目的…「恵山(えさん)火口」を見に行きましょう